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4-2-5 国際航空運賃の基礎知識
Basic knowledge of international airfares
国際航空運賃の基礎として知っておくべき主要事項は次の通りです。
まず運賃の種類は、制限の少ない高額の普通運賃(Normal Fare)と、条件付きで割引される特別運賃(Special Fare)に分かれます。特別運賃はPEX(早期割引)、IT(包括旅行運賃)などがあり、払い戻し制限や予約変更不可などの条件が付くことが多いです。
年齢区分は、成人運賃(12歳以上)、小児運賃(2歳以上12歳未満、普通運賃の半額程度)、幼児運賃(2歳未満、座席を占有しない場合は無償または大幅割引)です。
旅程の見方としては、航空券上に区間ごとに表示される出発地・到着地・運賃計算経路を確認します。国際航空運賃はIATAエリア(TC1: 北南米、TC2: 欧州・中東・アフリカ、TC3: アジア・オセアニア)を基準に計算されます。
さらに運賃計算上、グローバルインディケーター(GI)が付与され、旅程が太平洋経路(PA)、大西洋経路(AT)、極東経路(FE)などどのルートかを示します。
旅程に関する用語には、往復(RT)、周回(CT)、片道(OW)、途中降機(STOPOVER)、乗継(TRANSFER)などがあり、これらの組合せで適用運賃が決まります。
つまり、旅行形態(片道・往復・周回)や条件に応じて適用される運賃が異なるのが国際航空運賃の特徴です。
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国際航空運賃の種類
国際航空運賃の基礎知識として、航空運賃は大きく普通運賃と特別運賃に分けられます。 普通運賃(Normal Fare)は、制限の少ない基本運賃で、片道・往復運賃があり、有効期間は通常1年間です。変更や経路の変更、払い戻しなどに柔軟に対応できるためビジネス利用に多く、区分としては大人運賃(ADT)、小児運賃(CHD=大人の75%)、幼児運賃(INF=大人の10%程度、座席なし)が定められます。さらに座席の種類によってファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスの運賃が設定されています。 特別運 ... 続き
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国際航空運賃の適用
国際航空運賃の適用は、航空会社が定めた規則とIATA(国際航空運送協会)の基準に基づき、旅程や利用条件に応じて運賃を計算・適用する仕組みです。 まず、運賃は出発地と目的地を結ぶ旅程に応じて設定され、IATA運賃(国際的に共通の基準)と航空会社独自の特別運賃があります。適用にあたっては、区間(Sector)ごとの運賃ではなく、原則として出発地から目的地までの全旅程を通しで計算します。 また、国際航空運賃は旅程の種類(往復・周回・片道)や利用クラス(エコノミー、ビジネス、ファースト)、さらに年齢区分 ... 続き
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国際航空運賃のクラス
国際航空運賃のクラスは、航空券の運賃レベルやサービス内容を区分するための指標で、予約システムや運賃計算に不可欠です。 1. 大区分(キャビンクラス) * ファーストクラス(F):最上級サービス、座席・食事・サービスが最も充実。 * ビジネスクラス(C/J):ビジネス客向け、広めのシートや快適なサービス。 * エコノミークラス(Y):一般旅客向けの標準運賃。 * 近年は**プレミアムエコノミー(W/P/E)が導入され、中間サービスを提供。 2. 予約クラス(ブッ ... 続き
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国際航空運賃の年齢区分
国際航空運賃における年齢区分は、運賃計算や航空券の発券において非常に重要な要素です。基本的には以下の3つに分かれます。 1. 大人運賃(Adult Fare) 12歳以上の旅客に適用されます。特別な割引がない限り、航空券の基本となる普通運賃や特別運賃がそのまま適用されます。 2. 小児運賃(Child Fare) 2歳以上12歳未満の旅客に適用されます。多くの場合、大人の普通運賃の50%(半額)程度が基準です。ただし、割引航空券や特別運賃では小児割引が設定されない場合もあり、運賃 ... 続き
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IATAエリアとグローバルインディケーター
IATAエリアとグローバルインディケーター(GI)は、国際航空運賃計算の基本概念です。 IATAエリア IATA(国際航空運送協会)は世界を3つの大きな運賃計算エリアに区分しています。 * TC1(Traffic Conference Area 1):南北アメリカ大陸全域、ハワイ * TC2:ヨーロッパ・中近東・アフリカ * TC3:アジア・オセアニア(日本・中国・東南アジア・オーストラリアなど) この区分により、旅程がどの地域を含むかによって運賃計算の基準が変わります。 ... 続き
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旅程に関する用語
国際航空運賃の旅程に関する用語は、運賃計算や航空券発券の基礎になる重要な概念です。 * 片道(OW:One Way) 出発地から目的地まで一方向の移動。復路を含まない旅程。 * 往復(RT:Round Trip) 出発地から目的地へ行き、同じ出発地に戻る旅程。一般的な観光旅行で多い形態です。 * 周回旅行(CT:Circle Trip) 出発地から複数の都市を経由して出発地に戻る旅程。同一都市に戻る点で往復と同じですが、途中に異なる都市が含まれるのが特徴です。 * ... 続き
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