旅行業務取扱管理者 ガイドブックス

フェリーの運賃・料金は、旅客の年齢や車両の有無によって異なります。まず旅客の年齢区分は、一般に「大人運賃」と「小児運賃」に分かれ、満12歳以上が大人、6歳以上12歳未満が小児とされます。ただし、学校行事等で乗船する場合には割引制度が適用されることがあります。

小児旅客運賃の適用では、通常大人運賃の半額が適用され、幼児（1歳以上6歳未満）は大人1名につき1名無料、2人目からは小児運賃が必要とされるのが一般的です。1歳未満の乳児は無賃とされます。

また、フェリー特有の料金として自動車航送運賃があります。これは旅客本人が運転する車両をフェリーに積載する際の料金で、車両の長さ・種類（普通車、大型車、バイク等）に応じて設定され、旅客運賃と合わせて支払います。

乗車券の払戻しは出航前に申請すれば可能ですが、所定の払戻手数料が差し引かれます。手数料は航路や運航会社により異なりますが、運賃の一定額または割合で定められています。出航後は原則として払戻し不可とされます。

このように、フェリーの運賃は年齢区分、小児割引、車両航送の有無、払戻規定によって構成されます。

フェリーの運賃・料金の基本知識として、旅客の年齢区分とそれに基づく運賃体系は次のように定められています。 まず、フェリーの旅客区分は一般に次の3つです。 1. 大人（Adult）：満12歳以上の旅客。通常運賃が適用されます。 2. 小児（Child）：満6歳以上12歳未満。原則として大人運賃の半額が適用されます。 3. 幼児・乳児（Infant）：満1歳以上6歳未満は「幼児」、1歳未満は「乳児」とされます。大人1人につき幼児1人までは無料、2人目以降は小児運賃が必要です。 フェリーの運賃に ... 続き

フェリーの乗船券の払戻しと払戻手数料は、旅客が乗船を取り消す際に適用される重要な運送約款の規定です。 まず、乗船券を購入後に旅行者の都合で乗船を取り消す場合、出航前であれば払戻しが可能です。ただし、手続きの際には所定の払戻手数料が差し引かれます。手数料の額は運航会社によって異なりますが、運賃の一定割合または一定額で定められており、一般的には以下のような基準が多く採用されています。 • 出航2日前まで … 無料または数百円の払戻手数料のみ • 出航前日～出航当日（出航前） … 運賃の10～30％ ... 続き