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1-1 西九州新幹線の運行経路と概要

JR料金・運賃制度上の「特例」として注目される例のひとつに、西九州新幹線(長崎ルート)があります。

西九州新幹線の概要・運行経路
• 九州新幹線の「西九州ルート」は、福岡(博多駅)と長崎駅を結ぶルート構想で、総距離は約143キロとされます。 
• このうち、武雄温泉駅~長崎駅間(約66km)がフル規格新幹線として整備され、2022年9月23日に営業運転を開始しました。 
• 武雄温泉~博多間は現行の在来線特急(「リレーかもめ」)を接続し、武雄温泉駅で乗り換える対面乗り換え方式(リレー方式)が採用されています。 
• 停車駅は、武雄温泉 → 嬉野温泉 → 新大村 → 諫早 → 長崎という経路で、途中で大村線や長崎本線との接続もあります。 
• 新幹線区間の最高速度は概ね 260km/h が予定されています。 

特例性・課題点
• このルートは既存の新幹線ネットワークとは直接接続しない構造が特徴で、博多~武雄温泉区間が在来線特急扱いであるため、完全な新幹線直通にはなっていません。 
• 博多~武雄温泉間を新幹線規格に改築するか、佐賀県を経由する標準新幹線方式と佐賀県を通らないルート案など、将来的な拡張の議論がされています。 

このように、西九州新幹線は新幹線としての高速性を備えつつも、在来線との接続方式を併用する“ハイブリッド型”の特徴を持っており、料金制度上もその接続区間を考慮した特例が適用される可能性があります。
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1-1 西九州新幹線の運行経路と概要

JR料金・運賃制度上の「特例」として注目される例のひとつに、西九州新幹線(長崎ルート)があります。 西九州新幹線の概要・運行経路 • 九州新幹線の「西九州ルート」は、福岡(博多駅)と長崎駅を結ぶルート構想で、総距離は約143キロとされます。  • このうち、武雄温泉駅~長崎駅間(約66km)がフル規格新幹線として整備され、2022年9月23日に営業運転を開始しました。  • 武雄温泉~博多間は現行の在来線特急(「リレーかもめ」)を接続し、武雄温泉駅で乗り換える対面乗り換え方式(リレー方式)が ... 続き
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1-2 西九州新幹線の特急料金の計算

西九州新幹線(武雄温泉~長崎間)は、2022年開業の新幹線で、博多方面と直通せず、武雄温泉で在来線特急「リレーかもめ」と接続する仕組みになっています。これに伴い、特急料金には特例が設けられています。 まず、西九州新幹線区間(武雄温泉~長崎)を含む利用では、博多~長崎間など通しで利用する場合、在来線特急と新幹線を一体として計算する「通し料金制」が適用されます。つまり、博多~長崎間を乗り継いでも「新幹線+在来線特急」の合算ではなく、1枚の乗車券・特急券で利用可能です。 具体的には、武雄温泉~長崎間の ... 続き
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2-1 特急サンダーバード、特急しらさぎの運行経路

JRの特急「サンダーバード」と「しらさぎ」は、いずれも北陸方面と関西・中京圏を結ぶ主要特急列車であり、運賃・料金計算上の特例が適用されることがあります。 特急サンダーバード 運行区間は大阪~金沢間を中心に運行しており、一部列車は和倉温泉まで直通します。主な経路は以下の通りです: 大阪-新大阪-京都-敦賀-福井-加賀温泉-金沢(-和倉温泉)。 2024年に北陸新幹線が敦賀まで延伸したことで、一部区間では新幹線との乗り継ぎ特例が適用され、敦賀以西の特急利用時に運賃通算が認められます。 特 ... 続き
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2-2 山形新幹線つばさと秋田新幹線こまちの運行経路

山形新幹線「つばさ」と秋田新幹線「こまち」は、いずれもJR東日本の「ミニ新幹線方式」によって在来線区間を走行する新幹線であり、JR料金の特例が設けられています。 まず、山形新幹線「つばさ」は、東京駅から東北新幹線を経由し、福島駅で在来線の奥羽本線へ直通します。区間は福島~山形~新庄間で、通常の新幹線軌道ではなく在来線を改軌して運行しています。そのため、この区間は新幹線特例区間として扱われ、在来線と同様の運賃体系で計算されます。 次に、秋田新幹線「こまち」は、東京駅から東北新幹線を通り、盛岡駅で奥 ... 続き
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3-1 つばさ、こまちの東北新幹線区間だけに乗車するとき

山形新幹線「つばさ」と秋田新幹線「こまち」は、正式には東北新幹線の一部区間を走行する「在来線区間直通新幹線(ミニ新幹線)」です。そのため、特例的な料金取扱いが設けられています。 通常、東北新幹線(東京~盛岡など)を利用する場合は新幹線特急料金が必要ですが、つばさ・こまち号の東北新幹線区間(東京~福島間、東京~盛岡間)だけを利用する場合には、次の特例が適用されます。 1. 特例内容  「つばさ」「こまち」に乗車しても、東北新幹線区間だけの利用であれば、山形・秋田方面に直通する区間と同額の通常の東北新 ... 続き
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3-2 つばさ、こまちの在来線区間だけに乗車するとき

山形新幹線(福島~新庄)と秋田新幹線(盛岡~秋田)は、いずれも**新幹線直通型在来線(ミニ新幹線)**であり、新幹線車両が在来線を走行するという特殊な区間構造になっています。 このため、これらの区間のみを利用する場合(例:山形~新庄間、盛岡~田沢湖間など)は、実際には新幹線車両を使用しますが、運賃・料金の扱いは「在来線特急列車」と同じになります。つまり、通常の新幹線特急料金ではなく、在来線の特急料金を適用します。 ただし、福島~東京や盛岡~東京など、幹線(新幹線区間)を含めて利用する場合は、全区 ... 続き
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3-3 東北新幹線ち在来線区間にまたがって乗車するとき

東北新幹線のように、新幹線と在来線の運行区間が接続している場合、両線をまたがって利用するときには特例が設けられています。通常、新幹線と在来線は運賃計算上別線扱いとなりますが、一定の条件下では通算して1つの経路として運賃を計算できる仕組みが適用されます。 例えば、東京~青森間を「東京~盛岡」は東北新幹線、「盛岡~青森」は在来線(奥羽本線など)で乗車する場合、これらを別々に計算するのではなく、営業キロを通算して1枚の乗車券で乗車可能です。このとき、運賃は在来線と新幹線の営業キロを合算して普通旅客運賃表によ ... 続き