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1-5 幼児の無償運送
国内旅客運送約款における幼児の無償運送は、公共交通機関(鉄道・バス・船舶・航空など)で共通して認められている制度で、旅行業務実務でも重要な知識です。国内旅客運送約款では、原則として6歳未満の幼児(未就学児)は「無賃扱い(無料)」とされています。ただし、無償で乗車できるのは「大人または小児1人につき、同伴する幼児1人まで」です。2人目以降の幼児や、座席を単独で使用する場合は小児運賃(通常大人運賃の半額程度)が必要になります。たとえば、鉄道では大人1人が2人の幼児を同伴する場合、1人は無料、もう1人は小児運賃が適用されます。航空やフェリーでも同様の考え方が取られていますが、航空会社では安全上の理由から「座席を使用しない2歳未満の幼児は無料」「座席を使用する場合は小児運賃」と定められています。この制度の目的は、家族旅行などでの利用を促進しつつ、公共交通の公平な利用と安全確保を両立させることにあります。したがって、旅行業務取扱管理者は、交通機関ごとの幼児無償条件を正確に案内できることが求められます。
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