観光資源開発 ガイドブックス

アルゼンチンは南米随一の広大な国土を持ち、自然と文化の両面で豊かな観光資源を有しています。

最大の見どころの一つは世界三大瀑布の一つに数えられるイグアスの滝で、ブラジルとの国境に広がる壮大な景観は圧巻です。

南部のパタゴニア地方には氷河が連なるロス・グラシアレス国立公園があり、巨大なペリト・モレノ氷河や氷河湖のクルーズが人気です。

さらに、世界最南端の都市ウシュアイアは「世界の果ての街」として知られ、南極観光の拠点となっています。

首都ブエノスアイレスは「南米のパリ」と称され、ヨーロッパ風の街並みやタンゴの発祥地として文化的魅力が豊富です。

北西部のアンデス高地にはカラフルなフマワカ渓谷が広がり、先住民文化と壮麗な自然景観を体感できます。

また、アルゼンチンは世界的なワイン産地メンドーサやパンパ地方のガウチョ文化など食文化や牧畜文化も観光資源となっています。

アルゼンチンは滝、氷河、山岳、都市文化が融合する多彩な魅力を備えた観光大国です。