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宿泊施設管理 ガイドブックス

国内の宿泊施設の予約サイト

国内の宿泊施設予約サイト(いわゆるOTA/オンライン宿泊予約チャネル)の現況と今後の展望

現況

• 日本のオンライン宿泊市場(宿泊施設の予約・流通チャネルとしてのインターネット経由)は、2025年時点で約「31.4億米ドル(約3,000億円超)」に達すると予測されており、2024年もそれに近づいているとされています。

• 国内宿泊施設を対象にした調査では、宿泊施設の97.9%が「OTAと自社Webサイト」の両方(あるいはどちらか)を活用しており、OTA依存が非常に高いことが報告されています。

• 利用者視点でも、国内旅行予約においては 楽天トラベル が39.8%で最多、次いで じゃらんnet が24.4%という調査があります。

• 利便性が高まっており、オンライン予約利用の理由として「24時間いつでも予約可能だから」が52.5%、「ポイント活用」が40.4%というデータもあります。

• ただし、宿泊施設側からみると、OTA掲載の対価(掲載手数料・コストアップ)や、予約チャネルが多様化する中で「自社直接予約」を増やしたいというニーズも強く出ています。

今後の展望

• オンライン宿泊予約チャネルの成長率(CAGR)は、日本国内でも約7%前後と予測されており、2025〜2033年にかけてゆるやかに拡大が続くとされています。

• デジタル化・モバイルシフトがさらに進み、スマートフォン・アプリ経由・AI/パーソナライズ機能を強化した予約サイトが有利になる傾向があります。

• 宿泊施設側としては、OTAからの流入を維持しつつも「自社サイトでの直接予約比率を上げる」「ブランド・ロイヤルティを高める」「ダイナミックプライシング・差別化商品を打ち出す」などの戦略が重要になっています。

• また、国内旅行が回復基調であるものの、インバウンド(訪日外国人)や体験・地域連携型宿泊など“宿泊+体験価値”を求める需要が増えており、予約サイト側も「宿泊+アクティビティ」「地域資源とのセット」といった商品の拡充が期待されます。

• 一方で、チャネル競争の激化、手数料負担の上昇、宿泊施設の人材・運営コスト増という構造課題も併存しており、予約チャネルの選択・収益モデルの設計において宿泊事業者の戦略的対応が求められます。

    ホーム

  • 日時:2018/09/23 ~ 2018/09/23
  • 名称:
  • 場所:
  • 料金:¥0 (消費税込)

楽天トラベル

楽天トラベル https://travel.rakuten.co.jp 楽天グループ株式会社 楽天トラベル は日本国内最大級の宿泊予約サイトで、ホテル・旅館の宿泊予約から、航空券・レンタカー・高速バス・パッケージツアー(宿泊+交通)などを一括で手配で ... 続き

じゃらんnet

じゃらんnet https://www.jalan.net/ 株式会社リクルート 「じゃらんnet」は、株式会社リクルート(現 リクルートホールディングスグループ)が運営する国内の宿泊施設・ホテル予約サイトです。  会員登録(無料)をし ... 続き

Yahoo!トラベル

Yahoo!トラベル https://travel.yahoo.co.jp/ LINEヤフー株式会社 Yahoo!トラベルは、国内のホテル・旅館を中心に宿泊予約を取り扱うオンライン旅行予約サイトです。国内約17,000軒以上の宿泊施設を掲載していま ... 続き

るるぶトラベル

るるぶトラベル https://www.rurubu.travel/ 株式会社JTB 「るるぶトラベル」は、株式会社JTBが運営する国内宿泊予約サイトで、ホテル・旅館を中心に宿泊施設のネット予約サービスを提供しています。 利用者は、目的地・宿 ... 続き

一休.com

一休.com https://www.ikyu.com/ 株式会社一休 「一休.com」は、株式会社一休(1998年設立、東京都千代田区)が運営するオンライン宿泊予約サービスで、国内外のホテル・旅館、レストラン、スパなどを厳選して紹介しています。 ... 続き