宿泊施設管理 ガイドブックス

熊野古道（くまのこどう）は、和歌山県を中心に三重県・奈良県にまたがる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部で、古代から熊野三山（熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社）へ詣でるための信仰の道です。

自然豊かな山道が続き、歴史と神話の息づく神聖な雰囲気が漂います。代表的なルートには、中辺路（なかへち）、大辺路、小辺路、伊勢路、大峯奥駈道などがあり、特に中辺路は初心者にも歩きやすく人気です。

那智の滝や大門坂など、写真映えする名所も多数あります。

観光の拠点は田辺市や那智勝浦町で、アクセスには紀伊田辺駅や新宮駅が便利です。

季節ごとに表情を変える自然も魅力で、春は桜、秋は紅葉が美しく、宿泊施設や温泉も充実しています。

信仰・自然・文化が融合した「癒しと再生の旅」が熊野古道の醍醐味です。