宿泊施設管理 ガイドブックス

滋賀県愛荘町にある金剛輪寺（こんごうりんじ）は、湖東三山の一つに数えられる天台宗の名刹で、紅葉の名所として特に人気があります。

本堂は国宝に指定され、鎌倉時代の力強い建築様式が残されています。

境内は「血染めの紅葉」と呼ばれるほど紅く染まる秋が有名で、参道から本堂へ続く石段沿いに広がる深い森と苔むした地蔵群が、静寂で荘厳な雰囲気を演出します。

また、三重塔（重要文化財）や、寺宝を収蔵する名勝庭園など見どころが豊富。

参道には数百体の地蔵が並び、訪れる人々を優しく迎えます。

春は新緑、夏は深い緑、冬は雪景色と四季折々の表情が楽しめる点も魅力です。

アクセスはJR彦根駅からバス利用または車で約30分。

紅葉シーズンは混雑しやすいため早めの訪問がおすすめです。

境内は広く高低差があるため、歩きやすい靴が必須です。