宿泊施設管理 ガイドブックス

福井県の芦原温泉（あわら温泉）は、明治16年開湯の北陸を代表する温泉地で「関西の奥座敷」とも呼ばれています。泉質は主にナトリウム・カルシウム塩化物泉で、肌にやさしく保温効果が高いのが特徴です。約70の源泉を各旅館が独自に所有し、宿ごとに異なる湯を楽しめるのが魅力で、老舗旅館から現代的な宿まで多彩な宿泊施設が揃っています。温泉街には「芦湯」という足湯施設があり、無料で気軽に温泉を体験できます。また、田園風景が広がるのどかな雰囲気の中で、北陸の海の幸や地元食材を活かした料理も堪能できます。周辺観光としては、日本海に面した東尋坊や越前松島、芝政ワールド、永平寺などへのアクセスも良く、温泉と観光を組み合わせた旅に最適です。さらに、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅から徒歩圏内に位置し、北陸新幹線敦賀延伸後は関西・中京方面からのアクセスも向上しています。温泉情緒と観光の拠点性を兼ね備えた人気の温泉地です。